「食と観光」を考える合宿

  • 2017/9/5

「食と観光実践」。四日市大学と、三重大学、鈴鹿大学、皇學館大學の、県内の4つの大学が合同で、今年度から開設した授業科目です(5月13日、6月17日の記事もご覧ください)。本学からは総合政策学部1年の4人の学生が受講しました。この科目の集大成ともなる合宿が、9月3日~5日、伊勢志摩地方で行なわれました。

初日は、昼前に集合し、先ずは、鳥羽市の海女小屋「はちまんかまど」と「海の博物館」を見学。「はちまんかまど」は、インバウンド対策としてムスリムの方向けの礼拝室も備えるなど、先進的な取り組みで多くの観光客を集めている施設です。海女さんたちから説明を受けながら目の前で焼いてもらったサザエやアッパ貝に舌鼓。海女さんのコスチュームも体験させてもらいました。

「海の博物館」では学芸員さんの説明を聞いたあと、館内を見学。伊勢志摩地方に古くから伝わる食文化について考える、良い機会となりました。そして夜は、宿舎で班ごとに、「伊勢志摩の食と観光の現状と課題」について、さらに掘り下げて探るため、翌日どこにフィールド調査に行くべきか作戦会議。夜遅くまで白熱した議論が行なわれていました。

2日目は早起きして有志で伊勢神宮の内宮の早朝参拝。神宮会館の職員の方に、解説付きでご案内いただきました。午前中は、内宮前の門前町で多くの集客を誇る「おかげ横丁」の運営会社の「伊勢福」社長の橋川さんの講演などを伺った後、いよいよ午後からは班ごとにフィールドワーク。かつて「伊勢の台所」と呼ばれた河崎のまち、鳥羽で獲れた海産物や鳥羽で生産された農作物の産直市場「鳥羽マルシェ」、「伊勢うどん」や地ビールなど、各班それぞれ昨晩の作戦会議でねらいを定めた所に出掛けていって、実際に眺めたり話を伺ったりと取材を敢行。思いがけない出会いや嬉しい偶然なども有って、それぞれ内容の濃い意義深い取材となりました。

2日目の晩と3日目の午前は、フィールドワークで得てきたことの整理と、「伊勢志摩の食と観光の現状と課題」についての発表の準備。3日目の午後には、若者ならではの着眼点やフィールドワークでの気付きがしっかり盛り込まれた発表を聞くことができ、活発な質疑応答や意見交換もなされていました。各班ともに、複数の大学の学生の混成チームだったのですが、それぞれ、チームとして活動してきて仲間意識も高まったようで、終了後には連絡先を交換する光景が見られるなど、学生たちも一定の手応えを感じていたようです。

なお、この授業の成果等については、11月26日(日)の午後に三重大学で開かれるシンポジウムの第Ⅳ分科会でも、一部、ご紹介する予定ですので、興味ある方は、ぜひそちらにもお越しください。

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