展評 「yellow ―黄色いものいろいろ―」展

  • 2019/3/10

BANKOアーカイブデザインミュージアムから、「yellow ―黄色いものいろいろ―」展の案内をいただいた。5回目の企画展だ。前回の「琉球の土器ナパリ焼」展は、見逃してしまった。ほかの3回は見ている。常設展も、入れ替えがあり、ときどき出かける。

決して広いとは言えないスペース。ある時期、ときどき見かけた、コンクリートを打ちっぱなしにした、パブか、スタンディング・バーのような雰囲気。入り口から、併設された喫茶スペースに続く、狭い通路には、アンティークが並べられ、売られている。それだけでも、ちょっとあやしい、気分にさせてくれる。

仕事場にしている、我が家のキッチンを見回して、やや首を傾げた。黄色いうつわは、ほとんどない。何年か前に、留学生が、帰省みやげに持ってきてくれた、茶葉の容器ぐらいか。それは趣味の問題だ、と言われてしまえば、それまでだけど。いただいた案内には、黄色は、このミュージアムのイメージカラーだ、とある。それにしても、何が、並んでるんだろう。

いろいろあった。たくさんはないけど。陶器、ガラス器、ブリキのおもちゃ、イコンなどなど。やはり、外国のものが多い。一巡したあと、うつわを拾いながらもう一巡。うつわを見る時には、いつも、何を盛り付けようか、と考える。やはり、使い慣れない色のうつわは、むずかしい。にらめっこしながら、はたと、気になった。透けてみる胎土の具合、釉の濃淡、後からついたのか、いろいろな染みやキズ、あるは汚れか、ほかの色のうつわよりも、はっきりしている。気のせいだろうか。

そんなつもりで、もう一巡。やっぱり、はっきり見えるような気がする。さて、黄色いうつわで、何をいただこうか。なかなか、思いつかない。( A. T. )

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