時事雑感  京アニ燃える

  • 2019/7/20

18日、京都アニメーション(「京アニ」)が燃えた。放火のようだ。NHKが報じ始めてから、授業の合間を見ては報道に目を通した。日付が変わる頃まで犠牲者数は増え続け、亡くなった方の数は、33名にまでなった。その後、20日までには、更にお一人が亡くなり、その数は34名になっている。

専門柄、NHKの速報直後から、外国メディアの報道も追いかけた。ちょうど、ゼミが続く日で、継続して追いかけることはできなかったのだけれど。BBCのホームページ(HP)では、NHKの報道をキャリーしながらこの事件を流し続け、次第に独自取材の記事や京アニの紹介記事も増えていった。CNNやAl JazeeraもHPで大きく取り上げていた。しばらくすると、ツイッタ―に、”#PrayForKyoani”、” #KyoAniStrong”と言ったハッシュタグの付いた記事が出始めた。僕が見たときには、日本語より外国語の追悼メッセージの方が多かった。

報道を追いながら、「けいおん!」と「らき☆すた」を思い出した。「けいおん!」のテレビシリーズは録画してほとんどを見た。これが放映されていた頃、ゼミ生に、「時間があったら研究室に話においで」と言う代わりに、「放課後ティータイムにおいで」と言ったのを覚えている。生憎、研究室にはお茶もお菓子も用意してなかったのだけれど、時々、本当に時々、ゼミ生が差し入れてくれた。「らき☆すた」は、卒業論文で「聖地巡礼」を取り上げたゼミ生に薦められて見た。彼は、アニメの舞台となり聖地巡礼の地となっていた埼玉県秩父にまでフィールドワークに出かけている。放課後ティータイムの常連でもあった。

今度の事件は僕に、ある時期の研究室には、今とはちょっと違った、ゆるぅ~い日常系の時間があったことを思い出させてくれた。僕はツイッタ―には登録していないので投稿することはできないけれど、きっと、ツイッタ―に投稿された記事の後ろには、たくさんの思い出があるに違いない。そんな思い出を持つ人々が、世界中にいるということだ。亡くなられた方々のご冥福、そして怪我をされた方々のご快癒を祈念せずにはいられない。

今回のタイトルは、たまたま、放課後ティータイムに来てくれていた3年生の田端文音さんが付けてくれた。僕のエッセイの読者だと言う。(A.T.)

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