非常食メニューを学食で
- 2021/6/11

6月11日、学生食堂(学食)で、非常食をアレンジしたメニューが提供されました。これは、公益社団法人「日本非常食推進機構」と本学などが、昨年12月に結んだ連携協定に基づくものです。災害時の避難所などのために備蓄されている非常食にも賞味期限があることから、この賞味期限が近づいた非常食が廃棄されて食品ロスとなってしまうことを防ぐために考案された事業です。
学食の調理などを担当していただいているプラトンホテルの料理長が、今回の非常食アレンジメニューも考案してくださいました。非常食ならではのパサつきを抑えるために、アルファ米にもち粉を混ぜたり、ポテトサラダには通常より多めにマヨネーズを加えるなどの工夫をしていただき、おいしくいただくことが出来ました。
備蓄されていた非常食を学食などで有効活用することを通じて、食品ロスを減らしSDGs(持続可能な開発目標)の実現につなげるとともに、防災への意識を高めることも期待されています。今後も、 こうしたメニューの提供は、 自治体の防災倉庫などでの備蓄非常食の入れ替えに合わせて、不定期で実施されていく見込みです。
ちょうど、昼休み前の2時間目の「食とまちづくり」の授業で、こうした取組みについての話も聞いた総合政策学部の学生たちも、早速このメニューを口にし、料理長の説明に耳を傾けたり取材にみえたメディアの方に感想を伝えたりしていました。
なお、この日の様子は、6月12日の中日新聞の朝刊(三重版)に取り上げられたほか、6月15日の夕方18:30からのNHK総合のニュース・情報番組「まるっと!みえ」でも取り上げられる予定です。



